「医療の民衆化」について
スポーツ史学会会報『ひすぽ』,No.75.
スポーツ史学会からの依頼原稿。スポーツ史学会第23回大会、シンポジウムをうけ執筆。筆者は明治期の柔道整復を中心とする医学史を研究する立場から、これに関連した「民衆文化」について考察した。『図説医学史』(1982)を参考に、16世紀以降のヨーロッパと日本における医療の民衆化について所感を述べた。