明治・大正期における柔道整復師と柔道との関係~天神真楊流を中心に
スポーツ史学会第23回大会,名古屋工業大学
1920年、柔道整復術は「按摩術營業取締規則」を改正する形で法的に公認された。本発表では、同法の改正において当時の柔術・柔道界との関係を検証。萩原七郎(柔道家、接骨家)の活動により医療側の三浦謹之助や井上通泰らから援護を得たことは、柔道整復術法制化の過程で重要な要素であったことを明らかにした。