新渡戸常文『諸賞流和聞書』の一考察
第25回日本柔道整復接骨医学会学術大会,仙台国際センター
新渡戸常文により記された『諸賞流和聞書』の翻刻を行った。その結果、同書は史料批判を加えたうえで、幕末の史料として使用可能とした。同書の翻刻により、新渡戸諸賞流和の技術面での具体相について明らかとなり、講道館柔道に残された「武術性」の問題について応える基礎的研究とした。