骨導補聴器を装用した児童の指導実践
乳幼児教育相談の担当として、両耳の外耳道閉鎖及び耳介形成不全の幼児に対し、音場での聴力検査によるオージオグラム作成から、骨導補聴器の調整を行った。また、文字がまだ未学習の幼児に対するイラストを活用した語音検査の実施をふくんだ聴覚学習の指導についても取り組んだ。さらに、両耳の外耳道閉鎖によるマスキングの困難さ等を取りあげた補聴器フィティングの課題についても述べた症例報告である。
第41回 全日本聾教育研究大会