言語障害を対象とする通級指導教室の現状をふまえた検査バッテリーの在り方
言語通級指導教室の対象である言語障害には他の障害が起因している。特に、発達障害の増加傾向が示される中で、言語通級指導教室に発達障害の傾向を示す児童が指導を受けている。そのような児童に対して、発達障害の特性をふまえ言語指導を行う必要がある。本論文では、言語通級指導教室で実施可能な検査バッテリーモデルを中心に述べた。言語通級指導教室の指導が実態に即した指導のためには、客観的な実態把握が必要である。
帝京平成大学児童学科研究論文集