原因不明の痙性対麻痺症例に対するロボットスーツHALを用いた歩行トレーニングの即時効果の検証
第53回日本リハビリテーション医学会学術集会
長谷川真人、宮﨑学、横田一彦、太田麻美子、中原康雄、他4名 本研究は痙性対麻痺症例にHALを用いた歩行トレーニングの即時効果を検証した。 その結果、HAL介入後の歩行機能、膝伸展筋力、歩きやすさに改善を認めた。HALによる繰り返しの正常歩行パターンの能動的感覚入力が下肢痙縮に変化を与え、筋出力を高め、客観的かつ主観的な歩行機能改善を促した可能性が示唆された。