Application of an Improved Steam Distilation Procedure in Residue Analysis.(査読付き)
本研究はワインに含まれるソルビン酸(防腐剤)を分離するための改良した水蒸気蒸留法について述べている。本法以外にはガスクロマトグラフィーや紫外部吸収法があるが、それらに比べワイン中の分離妨害物質の影響も少なく、ソルビン酸の検出限界は25ppmであった。また誤差範囲も±1.4%でワイン中添加による回収実験においても満足できるものであった。
国大学院埼玉短期大学研究紀要第33号pp9-16