カリウム摂取量の把握方法の検討
第71回日本栄養改善学会学術総会
高血圧予防の観点から尿ナトカリ比が注目されている。尿ナトカリ比の適正化のためには、食事のナトカリ比を検討する必要があるため、調理によるカリウム量の変化を考慮した評価方法を検討した。調理の影響を考慮した計算値は、考慮しない計算値に対して有意にカリウム量が減少するが、成分表の現状を反映し、調理の影響を考慮できない食品もあるため、それらが混在する現状を踏まえた評価が必要である。