ホームホスピスへの入居理由と看取った遺族の思い―自宅で看取った遺族の思いとの比較―
本研究の目的は、ホームホスピスと自宅で看取った遺族を対象にサービス導入の理由と看取った後の想いを調査し、ホームホスピスで看取った遺族の思いを明かにする。研究方法は、自記式質問紙を作成、郵送し返信のあった者を対象として質的方法で分析した。結果は、ホームホスピス群は介護力が低く不安が強い家族、自宅群は症状が急変した時の対応に不安を感じている家族が導入していた。看取った後の思いは、ホ
日本在宅看護学会誌第7巻1号p252-257