本研究の目的は、家族をホームホスピスで看取った遺族に、看取った後の思いをインビューし、ホームホスピスでの支援のあり方の示唆を得ることである。研究方法は、本研究の趣旨を理解し、研究調査に協力が得られた遺族を対象として半構成的面接法を行い質的に分析した。倫理的配慮として、ICレコーダーに録音する事等の説明を行い、署名をもって同意を得た。これらの手順は、帝京平成大学倫理委員会の承認を得て実施した。結果は、対象者は、配偶者3名、親3名、兄弟1名を看取った7名であった。分析の結果、ケアスタッフ、かかりつけ医、訪問看