本研究では訪問看護師が把握した虐待事例への支援内容と支援上の課題を明らかにすることを目的とした。方法は、全国訪問看護事業協会正会員リストの訪問看護ステーション4,172件(H25.5.29現在)の内、20歳未満の在宅療養児への訪問実績がある1,118件の訪問看護ステーションに無記名自記式アンケートを郵送し、在宅療養児の訪問経験が豊富な訪問看護師1名に回答を依頼した。虐待事例の経験数、虐待事例への支援内容、虐待事例への支援上の課題等を調査し、記述統計を実施した。分析に
は、統計ソフトSPSSを用いた