経産婦が自身の出産体験を語ることによりもたらされた感情
経産婦8名を対象に、出産体験を語ることでどのような感情がもたらされるのかを明らかにする質的記述的研究を実施。125のコードは28のサブカテゴリー、12のカテゴリー、4つのコアカテゴリーに集約。語りを通して夫への愛情や感謝の増幅、我が子への愛着の深まり、母親としての誇りや自信が醸成され、受容されることで安心感や解放感が得られた。これにより、家族への思いの変化や母親としての自己認識の向上が促進された。
日本母子看護学会誌