亜鉛欠乏ラットへの亜鉛投与にともなう遺伝子発現応答
第62回日本栄養・食糧学会,埼玉
亜鉛が栄養素シグナルの役割を持つとの仮定のもとに、亜鉛欠乏ラットへの亜鉛の腹腔内投与後の24時間以内の生体応答を調べている。先行研究において、亜鉛欠乏による食欲低下は、亜鉛投与後12時間ほどで解消し、また24時間後には摂食量増大によると考えられる肝重量を認めた。この肝臓の変化に関連し、亜鉛投与に伴う遺伝子発現応答を検討した。 発表者: 端田寛子、山崎優子、志村二三夫