『家伝預薬集』の検討(2)‐増補版『家伝預薬集』と各種版本について‐
原型版の『家伝預薬集』が、中国書を参考にして家伝方の処方に主治文をあてがう形であったのに対して、増補版は中国書から処方の名称、構成生薬、主治文をまとめて引用することで、収載処方を充実させることを目指した。
漢方の臨床