第68回日本聴覚医学会総会・学術講演会(千葉県)
著者:野原 信(発表),廣田 栄子,仲野 敦子,有本 友季子,猪野 真純,奥沢 忍
形式:口頭発表
内容:対人的行為の「約束」は、4歳から実用的に使用され、5歳で自身の行為を制約する機能の理解に至る。学童中後期の聴覚障害児(聴障児)では社会的知識を用いた他者の意図理解の遅滞について報告した(野原ら2018)が、今回、就学前後期における軽中等度難聴児と人工内耳装用児の他者の感情推測について、社会的な制約(約束)の観点から発達的特徴を明らかにし関連要因を検討した。