手術室看護師のエキスパート性:身体化された“ハビトゥス” (査読付)
本研究の目的は手術室看護師のエキスパート性を明らかにすることである。手術室経験5年以上の看護師7名が研究参加者で、全身麻酔下手術に携わる外回り看護師の行動や状況を参加観察し、半構成的面接を行った。データは2003年6月~10月に収集し質的帰納的に分析した。エキスパート性の特徴的なカテゴリーは<状況をわかって動くハビトゥス><安定した状況を保とうとするハビトゥス><チームを動因し
日本手術看護学会誌 2(1)、5-10