周術期看護学実習の実習指導者が捉える手術看護カンファレンス:手術室看護師参加型カンファレンスの分析
第38回日本手術看護学会年次大会
本研究の目的は、看護師が実習で、手術室看護師参加型カンファレンス(以下CF) に参加することにより、手術看護カンファレンスをどのように捉えたのかを明らかにすることである。看護系大学3年生の実習のCFに参加した実習指導者である病棟看護師に対し半構造化面接を実施し、看護師が手術看護の実際やCFをどのように捉えているかを質的帰納的に分析した。結果では、病棟看護師は、CFを通し、学生が【手術室看護の具体的なイメージ】や【学生間での手術見学の情報共有】ができていると感じていたことなどが明らかとなった。