学校における性的マイノリティに対する支援
① ②性的マイノリティの人たちにとって思春期・青年期は、葛藤に満ち、精神的に不安定な時期といわれる。トランスジェンダー、性同一性障害では特に若年層において自殺のリスクが高く、また自殺関連事象のピークは13歳~18歳の間である。本稿では5つの観点-①当該児童・生徒への対応、②保護者への対応、③周囲の児童・生徒へのかかわり、④学校での啓発のポイント、⑤組織的な対応-から学校
教育と医学, 63(10)