発達心理学辞典
面接法とは,調査者と調査対象者が直接に言語を中心とした相互作用をすることで,深い人間理解を目指そうとする方法である.対象者と直接的に顔(面)を接することで,話し方や表情・動作など多様な情報を入手することができる.調査面接の目的は科学的な情報収集・分析・記述であり,臨床面接の目的は診断や実践的な治療である.本項目では,調査面接について説明した。
日本発達心理学会