鍼治療を含む施術費用への助成はオフィスワーカーのプレゼンティーイズムに有用か 実用的多施設共同ランダム化比較試験による検証 (中間解析)
鍼治療を含む施術費用への助成が、欠勤には至っていないが様々な症状で労働遂行能力が低下している労働者の状態(プレゼンティーイズム)に有用であるか中間解析をした結果、介入群(n=30例)に鍼治療費用に対して4週間に合計最大8000円助成すると提示したところ、平均1.4回受療し、提示しない場合と比べて労働遂行能力が約4%(一人当たり19,691円に相当)向上することが示唆された。
全日本鍼灸学会雑誌