Mild thermal stimulation of the buttock skin increases urinary voiding efficiency in anesthetized rats
麻酔によって排尿効率(膀胱内の尿を排出できる割合)が低下したラットの腰臀部皮膚に穏やかな温度刺激(35℃~25℃を20秒かけて繰り返し上下させる)を与えると、排尿効率が増大することを明らかにした。温度刺激中は尿道の弛緩時間が延長されていたことから、温度刺激が尿道に作用して排尿効率増大させたと考えられた。この結果は温度刺激が排尿効率の低下する症状へ有用である可能性を示す。
Autonomic neuroscience : basic & clinical