大腸穿孔緊急手術症例の予後因子とスコアによる評価法(査読付)
2001年9月から2011年9月までの大腸穿孔緊急手術施行56例を対象とし,術後死亡率につきAPACHE II,SOFA,POSSUM の各スコアによる評価をした。死亡率は全体で11例(19.6%)だった。患者背景,手術方法で生存群と死亡群で有意差はみられなかったが,APACHE II,SOFA,POSSUMによる評価では,各スコアで有意に死亡例の点数が高かった。術後PMX-D
日本腹部救急医学会雑誌33巻6号983-988