汎発性腹膜炎手術例における腹壁瘢痕ヘルニア発生とその予防(査読付)
(目的)汎発性腹膜炎手術例における創閉鎖にまつわるトラブルと対策について検討した。(対象・方法)SSIサーベイランス開始後の緊急手術60例を対象とした。汎発性腹膜炎群(A群18例)と非汎発性腹膜炎群(B群52例)に分け,SSI,術後腸閉塞と腹壁瘢痕ヘルニアの発生率とその対策について検討した。(結果)SSIはA群78%,B群33%(P=0.002)に,術後腸閉塞はA群6%,B群5
日本腹部救急医学会雑誌30巻7号899-904