急性胆管炎・胆嚢炎の診療ガイドラインにより治療は変わったか(査読付)
当科における急性胆管炎・胆嚢炎の診療ガイドラインによる影響を検討した。2002年10月~2008年9月までの急性胆道炎(悪性腫瘍は除く)125例を対象として,ガイドライン発刊前後の治療方法と成績を検討した。急性胆嚢炎では発刊前より発刊後でドレナージから手術までの期間(11→2日,P0.00015),内科から外科へ紹介されるまでの期間(23→2日:P=0.019),発症から手術施
日本腹部救急医学会雑誌第30巻3号421-425