急性胆嚢炎に対する内視鏡的経鼻的胆嚢ドレナージENGBDおよび内視鏡的胆嚢ステント術EGSの有用性(査読付)
胆道炎ガイドライン診療指針による急性胆嚢炎の治療において,胆嚢ドレナージの重要性が強調されているが,PTGBDのみが推奨度Bで,PTGBAや経乳頭的内視鏡的ドレナージ,開腹による胆外瘻増設術は推奨度Cである。経皮的ドレナージは,適応や禁忌(出血傾向,腹水),合併症(肝膿瘍,癌拡散,自己抜去など)などの問題点があり,ドレナージ施行後の胆摘術の必要性,時期なども一定の見解はない。胆
日本腹部救急医学会雑誌29巻3号487-491