Molecular Mechanisms of Insect Metamorphosis and Diapause
GBPは、寄生バチであるカリヤコマユバチに寄生されたアワヨトウ幼虫の血液から単離・同定された生理活性ペプチドで、その標品をアワヨトウ幼虫に注射すると、幼虫発育の遅延、蛹化の阻害が起こる。寄生成立のメカニズムを解明するために、宿主血液中のGBP濃度変化を測定した結果、GBPは寄生によってその血中濃度を急激に上昇させた。またGBPの23番目のPheが活性に重要な残基あることも分かった。
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