嫌気性菌をドラッグデリバリー担体に用いた固形がんに対する新規治療法の開発【日本薬学会発行の報道機関向けの冊子】
日本薬学会 第134年会(熊本) 報道機関向け講演ハイライト
本研究は、善玉菌である腸内共生菌・ビフィズス菌を用いて、がんを治せるようになることを目指したものです。人工的に血中に注入したビフィズス菌は、がんの中心部に住み着きます。このビフィズス菌にがん細胞を殺す薬を分泌させることで、肺がんや膵臓がんなどを治療できる可能性を見出しました。担当部分:共同研究のため本人担当部分抽出不可能平裕一郎、平郁子、大野まき、西川毅、磯田勝広、池本守、斎藤浩美、石田功