嫌気性菌をドラッグデリバリー担体に用いた固形がんに対する新規治療法の開発---in vivo レベルでの解析【口頭発表】
第57回日本薬学会関東支部大会
EGFR陽性のがん細胞を移植したヌードマウスに、抗EGFR抗体/緑膿菌外毒素A融合体を発現する組換えビフィズス菌を尾静脈投与し、その抗腫瘍効果を検討した。本組換えビフィズス菌は、種々のEGFR陽性のがん細胞に対して強い抗腫瘍効果を発揮した。この結果から、本治療法は固形がんに対する治療法として有望なものとなり得ると考えられる。担当部分:共同研究のため本人担当部分抽出不可能平裕一郎、平郁子、大野まき、西川毅、磯田勝広、池本守、斎藤浩美、石田功