大腸菌で作製した本融合蛋白質を用いて、EGFR陽性のがん細胞への取込み、細胞増殖阻害活性、及びEGFRの細胞外領域との相互作用を検討した。
本組換え抗EGFR抗体/緑膿菌外毒素A融合蛋白質は、EGFR陽性のがん細胞に取り込まれ、細胞増殖阻害活性を示した。また、本融合蛋白質とEGFRの細胞外領域との解離定数(Kd)は11nMであった。これらの結果は、in vivoでの抗腫瘍効果とよく一致していた。
担当部分:共同研究のため本人担当部分抽出不可能
西川毅、平裕一郎、平郁子、大野まき、磯田勝広、池本守、斎藤浩美、石田功