12週間の筋電気刺激トレーニングが高齢者の筋内脂肪指標と血液成分に与える影響
第76回日本体力医学会(オンライン)
加齢に伴う筋異所性脂肪は筋内に蓄積され、生活習慣病の発症リスク要因になる。 筋電気刺激法は、筋萎縮や筋機能低下の改善に有効であるが、筋内脂肪減少に有効か否かは 検討されていない。そこで、12週間の筋電気刺激トレーニングが高齢者の筋内脂肪指標に与える影響を明らかにすることを目的とする。筋電気刺激はFFAと血糖を一過性に変化させるが、12週間の筋電気刺激トレーニ ングは高齢者の筋内脂肪指標や血中成分に影響しないことが明らかになった。