子どもの不適応行動をめぐる二つの視点 -教育現場における子どもへのアプローチにおける一考察- 【査読あり】
学校における子どもの不適応行動を考えるときに二つの視点がある。問題行動の原因を情緒的な葛藤に起因させる視点と、問題行動を起こす子どもの背景に発達障害が関係していて二次的な障害として不適応行動が生じているとする視点である。本論文では、事例を通して学校現場におけるアセスメントの難しさと不適応行動を理解するための二つの視点を用いたアプローチについて考察を行った。
聖マリアンナ医学研究誌