in vitro爪白癬モデルを用いたパルマローザ精油の抗白癬活性に対する加温効果の検討
植物精油は、爪白癬に対して温度と併用することで治療効果が期待できると考え、我々が作製したin vitro爪白癬モデルを用い、パルマローザ油の抗白癬活性に対する加温効果について検討を行った。感染爪をパルマローザ油およびテルビナフィン塩酸塩希釈液中42℃で20分間処理したときの最小殺菌濃度を比較すると、精油で加温効果が強いことが示された。
Medical Mycology Research.