「講義型園内研修」からの脱却 -ある保育園での子ども理解のカンファレンスを通して-
同一保育園で十数年間にわたって関与してきた「子ども理解のカンファレンス」の実際を振り返り、実施方法や課題の認識を通して、保育者と関連他領域の専門家とのカンファレンスのあり方について考察した。子どもの成長発達に関わる専門家同士の対等な話し合いとしてのカンファレンスを可能にするためには、各々の専門性が十分に保障される環境が必要であることの提示を行った。
帝京平成大学児童学科研究論集