(学会報告・口頭発表)保育者と心理臨床家によるカンファレンスに関する研究
第63回日本保育学会,愛媛
保育園での子ども理解のためのカンファレンスに臨床心理士として関わった実践をもとに,保育者と心理臨床家が共同で子どもの見方を深め合うカンファレンスの具体的な方法について検討した。従来型の事例提供者のみが報告する形式ではなく,参加者全員が対象の子どもについて「印象的なエピソード」「その場面を選んだ理由」についてカードを記入し,事前に提出してカンファレンスでの検討の材料とした。実際のカンファレンス事例を元に,本方法の課題点と展望について考察した。