「退院時のバリア」を乗り越えて;小児在宅ケア(症例報告)
在宅小児障害の訪問リハビリテーションの実情について,正常発達していたが7カ月齢に脳挫傷(脳ヘルニアと急性硬膜下血腫により緊急医療施設にて緊急血腫除去術施行)に受傷した2歳児の症例報告である。シェイキングベビー(虐待)が疑われ,退院から在宅療養の移行支援と発達支援に加えて,行政と医療機関を含めた観察も含まれる。1年以上の支援により母子関係で不安要素はなくなり,引き続き発達支援続け
地域リハビリテーション 4(6); 511-513