脊髄小脳変性症の生活変化と利用者ニーズへの対応;他職種連携(症例報告)
在宅難病の訪問リハビリテーションの実情について,脊髄小脳変性症の方で,家族と同居されている主婦(51歳女性)の症例報告である。看護・理学療法・作業療法で4年間支援しているが,歩行が困難となり構音障害や嚥下機能にも影響が観られてきている。家族の支援は困難だが「家族に負担をかけたくない」「家族と一緒に自宅で過ごしていたい」とのニーズに対して他職連携を通して支援する工夫を紹介した。
地域リハビリテーション 4(5); 432-434