独居高齢の多系統萎縮症;「できるだけ家で暮らしたい」(症例報告)
在宅難病の訪問リハビリテーションの実情について,同マンションに息子家族が住む独居の多系統萎縮症患者(70歳前半の女性)の症例報告である。 キーパーソンであった嫁が病死し,心理的にも病状の進行についても外部には気丈に振る舞うため対応の遅れが生じていた。家族,ケアマネージャー,看護,介護,理学療法の連携によってサポートする状況を紹介した。 (共著者)沼倉聡, 原口鈴
地域リハビリテーション 4(4); 353-355