介護予防事業における運動プログラムによる呼吸機能の向上効果(査読付)
高齢化率26.4%の茨城県常陸大宮市の介護予防事業の中のバランスアップ教室に参加した地域住民55名を対象に、呼吸機能検査と体力測定を行い、それらの結果の関連について相関分析を行った。スパイロメーター呼吸機能検査で、1秒率が70%以下と慢性閉塞性肺疾患(COPD)が疑われたのは3名であった。努力性肺活量は身長、体重及び反復横跳びの成績と有意な正の相関がみられた。(共著者)岩井浩一
茨城県立医療大学紀要 14;141-148