虚弱高齢者の夜間頻尿に対する運動療法の効果
虚弱高齢者の夜間頻尿に対する運動療法の効果について検討した。運動療法を2回/週実施し,その内の1回は軽い抵抗運動を,ほかの1回は持久運動を実施した。運動療法の前後に飲水量,排尿回数,排尿回数に対する主観的気分を調査した。同時に唾液中のクロモグラニンAの濃度,血圧,尿検査を測定した。結果,夜間排尿回数は減少し,主観的気分も改善,クロモグラニンAの濃度と血圧も低下した。運動療法は高
帝京平成大学紀要 19; 121-125