エアロゾル肺吸入シンチグラフィによる肺気腫症例の評価(査読付)
肺気腫症例でエアロゾル肺吸入シンチグラフィを施行した。61歳男。肺気腫と診断されて通院中である。病状は安定しているが、最重症の肺気腫症例である。軽度の二酸化炭素貯留を認めるが、低酸素血症は認めない。エアロゾル肺吸入シンチグラフィを施行した。99mTc-HAS(ヒト血清アルブミン)を超音波ネブライザーでエアロゾル化したものを安静呼吸下で5分間吸入後、5分毎に30分後までシンチグラ
茨城県立病院医学雑誌 25(1); 27-31