筋萎縮性側索硬化症の呼吸機能評価(査読付)
筋萎縮性側索硬化症2例について、%肺活量(%VC)、%努力性肺活量(%FVC)および最大吸気圧(PImax)、最大呼気圧(PEmax)の推移を観察した。PImaxは一貫して低下が認められたのに対して、%VC,%FVCとPEmax値には動揺がみられた。%FVCとPImaxは相関したが、PImaxの低下が先行した。呼吸筋力、特にPImaxは筋萎縮性側索硬化症の呼吸機能を鋭敏に反映す
日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 17(1); 76-7