7)東日本大震災で被災しながらも在宅での生活を継続した高齢者世帯の問題―被災地での支援活動を行った訪問看護師へのインタビュー―
東日本大震災で被災した高齢者世帯の問題を、支援活動に参加した訪問看護師3名に半構成的インタビューで調査した。質的帰納的に分析し「精神への影響」「交通手段の不足」「疾病・症状の悪化」「情報収集手段の不足」「感染のリスク」「バランスの悪い食事」「復興に向けての不安」が抽出された。東日本大震災の教訓をふまえ、早急に災害対策を構築する必要がある。また災害発生時は、迅速な対応が必要である
日本看護学会論文集:地域看護第44号p133-135