災害発生時に訪問看護師が考える対策の準備状況;トラフ地域、被災地、一般地域の解析結果から(研究論文:査読付)
本研究の目的は、災害発生緊急時に、訪問看護師が考える各種災害対策とその準備状況(トラフ地域、被災地、一般地域)を明確にする。研究方法は訪問看護師322名を対象に自記式質問紙にて解析した。3地域ともに準備は「停電時の医療機器の対応方法の指導」と「利用者情報リストの作成」は進んでいたが、「避難訓練」は遅れていた。トラフ地域の特徴として、多職種と連携対策の準備は進んでいた。
日本在宅看護学会誌第6巻1号p177-184