【目的】看護学生が通所実習で学んだ成長発達を支援するケアを明らかにし、それが実習目的である多様な場、多様な対象を理解することに即しているか検討すること。【方法】対象はA大学3,4年生とし、質的方法で分析した。【結果】81名を対象とし、記述内容は≪社会性の発達を支援するケア≫≪身体的発達と日常生活動作の獲得のためのケア》≪家族のレスパイトケア≫を抽出した。また、≪家族とともに児の養育にあたる≫≪当事者と家族を地域に繋ぐ懸け橋の場》となることを学んでいた。【考察】通所実習は、医療的ケアや児重症心身障碍児にふれあいケアを学び多様な場、多様な対象を理解する機会となった。