療養者が児童発達支援サービスに望むケアや支援内容利用を開始時の質問紙の分析から
第9回日本在宅看護学会学術集会プログラム・抄録集p109(於東京)
本研究は、重症心身障害児の療育者が、児童発達支援の利用開始時に望むケアや支援内容を明らかにする。方法は、A市の通所サービスを利用する療育者に自記式質問紙を渡し、郵送で回答を求めた。結果は、母親5名からの回答を質的に分析した。「児の状態や症状にあったケア」「安心できる環境の提供」「集団生活を経験することによる児の成長発達」等を抽出した。療育者は、児やスタッフとふれあい集団生活を通し児の成長発達を期待していた。共著:富岡里江、西留美子、篠原実穂、益田育子