死を目前にホームホスピスで生活していた入居者のニーズと願い がんの家族を看取った遺族に対するインタビューの分析
日本在宅看護学会誌第5巻第1号p79
本研究の目的は、ホームホスピスで生活していた入居者のニーズと願いを明らかにすることである。遺族へ半構成的面接法を用いて質的分析を行った。その結果、「生理的欲求を満たしたい」「家族や疑似家族と安心して暮らしたい」「自分らしい生活を送りたい」「家族の負担になりたくない」が抽出された。入居者のニーズと願いを尊重するためには個別のかかわりと多職種の連携が必要である。共同研究者:富岡里江、西留美子、篠原実穂、益田育子