「どれがいい?」課題における4~6歳児の選択理由の説明
日本発達心理学会第29回大会、宮城
瀬戸淳子、秦野悦子本報告では、当該肢の選択理由をどの程度明確に説明しているかを基準に得点化をして選択理由の説明の発達について検討した。その結果、個人差も大きいが5歳後半から6歳にかけて得点が上昇することが示された。また、言語能力との対応関係をみると、KABC-Ⅱの表現語彙となぞなぞとの間に暦年齢の影響を除いても相関があることが示された。