フルトヴェングラーと日本の音楽家たち ― 接点としてのブルックナーの交響曲第9番 ニ短調 ―
小論の主たる目的は、ドイツの指揮者フルトヴェングラーと日本の音楽家たちの交流関係をスケッチすることにある。この交流に際して、一つの楽曲、すなわちブルックナーの交響曲第9番ニ短調に付随することとなった意義についても触れている。
帝京大学紀要