残存予定肝からの胆汁中総ビリルビン排泄量からみた黄疸肝切除例における残存機能評価
に差はなく、胆汁量は肝不全死群で170±29ml、耐術群で389±224ml(P=0.036)、肝汁濃度は肝不全死群で31.1±5.3mg/dl、耐術群で58.5±28.4mg/dl(P=0.040)、LTBは肝不全死群で53.8±5.0mg/日、耐術群で192±93mg/日(P=0.002)で差を認めた。LTBは黄疸肝切除例の残存肝機能評価に有用と考えられた。(樋口亮太, 安