滅菌方法が異なるポリスルホン膜素材の2社の人工腎臓(ダイアライザ)の血液適合性を比較した。γ線滅菌のAPS-11SA(旭化成メディカル株式会社)と、高圧蒸気滅菌のRENAK PS-1.0(川澄化学工業株式会社)ダイアライザの血液循環後の血小板数を比較した。循環後の血小板数に有意差はなく、実験終了後の走査型電子顕微鏡での観察においても、いずれにも血小板の付着はほとんど認められなかった。いずれのダイアライザも抗血栓性に優れていたことをポスター発表した。
本人担当部分:研究計画、データ収集・解析及び抄録・スライド作成を行った。
共著者:Togo K, Yamamoto M, Imai M, Akiyama K, Yamashita AC.
ポスター発表